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三菱電株7カ月ぶり高値、成長事業多く最高益視野-JPモルガン強気

総合電機大手、三菱電機の株価が 反発。FA(工場生産の自動化システム)機器や電力機器、鉄道関連な ど成長事業が多く、再来期にかけて過去最高益更新が視野に入ったとの 指摘が出た。利益伸長を期待した買いで前日比3.4%高の843円まで上 昇、4月30日(859円)以来約7カ月ぶりの高値水準を回復した。

JPモルガン証券の和泉美治アナリストは24日付のリポートで、 収益の柱であるFA機器について、7-9月の受注高は前回ピーク (2007年10-12月)に対して90%まで回復したが、売上高は85%の 水準であり「まだ伸びる余地が残る」と指摘。また「欧州企業との競争 激化は顕在化しておらず、懸念は杞憂(きゆう)だった」と述べた。

FA機器以外でも電力機器、鉄道関連、ビルシステム、エアコン、 自動車機器、パワー半導体、エアコンなどの国際競争力が高い成長エン ジンが多いことなどから、同証では業績予想を上方修正。12年3月期 には純利益で1767億円(前回ピークは08年3月期の1580億円)、13年 3月期には営業利益で2668億円(同2640億円)と過去最高益を更新で きる可能性があることなどを勘案し、投資判断を「中立」から「オーバ ーウエート」に上げた。

JPモルガン証では目標株価も850円から1100円に引き上げた。 算出に際しては、同証による12年3月期予想EPS(1株当たり純利 益)82.3円に対して妥当PER(株価収益率)13倍を当てはめた。成 長エンジンが多いことを考慮し、セクター平均に対して2ポイントのプ レミアムを付与したという。

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