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オズボーン英財務相:金融機関の高額報酬開示規制でEUの支持求める

オズボーン英財務相は、バンカー の高額報酬に関する情報開示を義務付ける英国の計画について、欧州 連合(EU)の支持を求める方針だ。財務省の広報担当者が明らかに した。

同相は、週内にEU各国の財務相とEU行政執行機関である欧州 委員会のバルニエ委員(域内市場・金融サービス担当)に書簡を送り、 計画への支持を訴える。計画は、EU加盟27カ国内の金融機関に対 し、より詳細な報酬内容の開示を義務付ける内容となっている。

書簡がまだ送付されていないことを理由に同広報担当者が匿名を 条件に語ったところによると、書簡はモルガン・スタンレーのシニア アドバイザー、デービッド・ウォーカー氏が昨年、前政権の諮問を受 けてまとめた提案を支持する内容になるという。ウォーカー氏は、金 融機関に100万ポンド(約1億3200万円)を超える報酬を得た従業 員の数を開示することを義務付けるよう提言した。

オズボーン財務相は、ウォーカー氏が提案した計画の内容を骨抜 きにする可能性があるとの報道を受けて、今週、労働組合や野党議員 らから圧力を受けている。ウォーカー氏は、報酬額100万-250万 ポンド、250万-500万ポンド、500万ポンド超の3つのランクにつ いて、社員数の開示を金融機関に義務付けるよう提案。現金と株式、 年金拠出金の開示も提言に含まれているが、個人を特定することは求 めていない。

財務省の広報担当者によれば、オズボーン財務相は計画へのEU からの支持が得られない場合でも国内で計画を施行する可能性がある と語った。

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