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米年末商戦:5ドルのバービー人形など超特価品でスタートダッシュか

2児の母のバネッサ・ゴメスさん (44)は先週、米百貨店JCペニーで7割引の商品を手に取ったも のの、結局手ぶらで帰宅したという。米国の感謝祭の翌日の金曜日で、 年末商戦がスタートする「ブラックフライデー」を待つことにしたの だという。

こうしたゴメスさんの態度は多くの米国民の考え方と同じだろう。 過去最悪の失業率や住宅価格の下落を受けて小売業者が値下げする一 方で、買い物客は待つ戦術を身につけてきた。全米小売業協会(NR F)によると、この週末に買い物を予定している1億3800万人のう ち約4割は出かける前にバーゲンの下調べをするという。

UBSセキュリティーズの小売り担当アナリスト、ロクサーヌ・ マイヤー氏は「消費者は商品が適切でふさわしい値段であれば支出に かなり前向きになっているようだ」と指摘。ただ、より良い値段で買 い物ができると期待して「クリスマス近くまで待つ姿勢が強まってい る」と付け加えた。

米小売業者は早めの買い物を促すため、ブラックフライデー向け の特売品で客寄せしている。ウォルマート・ストアーズではバービー 人形を5ドル(約420円)で、JCペニーは長時間の煮込み用鍋を

7.88ドルで販売する。ブラックフライデーは多くの小売業者がその 日は黒字になることから名づけられた。

今年の年末商戦売上高のアナリスト予想は前年比横ばいから最大

4.5%増。NRFは2.3%増の4471億ドルと予測している。昨年は

0.4%増、08年は3.9%減だった。

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