コンテンツにスキップする

石川製など防衛関連株急伸、朝鮮半島緊迫で需要増の思惑買い広がる

防衛機械の製造販売を手掛ける石 川製作所や豊和工業など、株式市場で防衛関連株と位置付けられる銘 柄群が急上昇。北朝鮮の韓国砲撃を受け、東アジアの地政学的リスク を警戒する向きが増えている。日本株相場が有事への懸念で全面安と なる中、需要増加を見込む思惑含みの買いが低位防衛関連株に入った。

関連銘柄の値動きは、石川製が一時前営業日比28%高の95円ま で上げ幅を拡大。豊和工も一時28%高の91円、大証ジャスダック市 場では、防じん・防毒マスクなどを手掛ける重松製作所が7.4%高の 419円、興研が一時8.1%高の773円まで買われた。

十字屋証券投資情報室長の岡本征良氏は、「地政学リスクを警戒し ていわゆる防衛関連株に買いが集まったが、実際の業績にはほとんど 関係ない。きょう一日、上昇を続けられるかどうかも分からない」と 話している。

韓国の聯合ニュースによると、23日午後2時34分ごろ、北朝鮮 が韓国の延坪島などの軍事境界線付近に砲弾を撃ち込み、韓国の海兵 隊員に死者2人が出た。この攻撃で、同島では住宅火災も発生。韓国 の李明博大統領は23日夜、北朝鮮からさらなる挑発の兆候があれば、 北朝鮮の海岸線のミサイル基地を攻撃するように軍に命じた。

石川製の4-9月(上期)防衛機器売上高は前年同期並みの14 億4500万円で、連結売上高の47%を占めていた。通期(2011年3月 期)の同事業売上高目標値は非公開としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE