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米ヘッジファンドの原油買い越し:過去3カ月で最大の15%減少

米ヘッジファンドの原油相場上 昇を見込む買い越しの減少率が過去約3カ月で最大となった。アイルラ ンドの債務危機や中国のインフレ抑制策で経済成長が鈍化し、燃料需要 が圧迫されるとの見方が強まった。

19日に発表された米商品先物取引委員会(CFTC)の週間建玉 報告によると、ヘッジファンドなど大口投機家は16日終了週に買い越 しを15%減らした。買い越しが減少したのは4週間ぶりで下落率は8 月24日終了週以来最大だった。

米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策第2弾として6000 億ドル(約50兆円)相当の米国債を購入すると発表する前には、原油 の買い越しは少なくとも過去4年間で最高水準まで増えていた。原油は 11日に2年ぶりの高値1バレル=87.81ドルまで上昇した。しかし、 その後は7%下落した。アイルランドが欧州連合(EU)に救済案を申 請する情勢になったほか、世界最大のエネルギー消費国、中国が銀行貸 し出しを抑制する政策を発表したことを嫌気した。

CFTCによると、ヘッジファンドなど大口投機家が保有する原油 の先物とオプションの買い越しは16日終了週に3万518枚減少し17 万8397枚となった。

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