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台湾ドルが人民元の倍のペースで上昇-ECFAで台湾株に資金流入

台湾ドルが過去3カ月間、中国人 民元の倍のペースで値上がりしている。急成長が続く中国との貿易・ 投資面での強い結び付きが台湾ドルを押し上げている。

台湾ドルは8月20日以来、米ドルに対し5.2%上昇。人民元の上 昇率は2.3%にとどまっている。中国の胡錦濤国家主席は今月、外国 為替政策の変更は「段階的」になると表明。台湾の域内総生産(GD P)伸び率は中国を上回る状況が続いている。

証券取引所のデータによれば、海外投資家の台湾株買越額は11 月初め以来16億米ドル(約1300億円)。年初来では65億米ドルにな る。台湾が中国と6月に調印した経済協力枠組み協定(ECFA)が 好感された格好だ。

統一投信(台北)で16億米ドル相当の債券運用に携わるサムソ ン・トゥ氏は、「ECFAが台中関係をより緊密にし、台湾ドルが人民 元の良き代理人となっている。中国経済の景気拡大は台湾ドルの一段 高を意味する」と述べた。

台湾の経済成長率は7-9月(第3四半期)に9.8%を記録。4 -6月(第2四半期)の12.9%、1-3月(第1四半期)の13.7%に 続いた。中国は7-9月期が9.6%、4-6月期が10.3%、1-3月 期が11.9%と、3四半期連続で台湾が中国を上回っている。これは 1991年以来で最長。

台湾ドルは先週0.3%高の1米ドル=30.673台湾ドル、人民元は

0.04%安の1米ドル=6.6395元。

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