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タイの7-9月GDP:前年比6.7%増-3四半期ぶり低成長

タイの7-9月(第3四半期)の 経済成長率は、輸出の鈍化が響き3四半期ぶりの低い伸びとなった。 タイ中央銀行が先月、政策金利の引き上げを見送った判断を裏付ける 内容となった。

タイ政府が22日発表した第3四半期の国内総生産(GDP)は、 前年同期比6.7%増となり、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト15人の予想中央値(同7.2%増)を下回った。4-6月(第 2四半期)は同9.2%増に上方修正された。

タイ中銀は7、8月と2カ月連続で利上げを実施したが、10月は 政策金利を1.75%に据え置いていた。ただ、来月1日の金融政策決定 会合を前に、インフレ加速リスクに対し経済成長を支える必要性をど の程度重視するかの判断を迫られる可能性がある。

HSBCホールディングスのエコノミスト、ウェリアン・ウィラ ント氏(シンガポール在勤)はGDP発表前に、「タイの経済成長率は 現行水準から鈍化するとみているが、かなり力強い成長力を持続する であろうことは注目に値する」と指摘。0.25ポイントの利上げが来月 実施されれば、「将来のインフレ圧力の芽を早期に摘むことと、予期せ ぬ成長鈍化を防ぐ必要性との間でうまくバランスを取ることになろう」 と語っていた。

第3四半期のGDPは前期比で0.2%減少。ブルームバーグ調査 のエコノミスト11人の予想中央値では同0.3%減と見込まれていた。

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