コンテンツにスキップする

ロシア株、割安感増す-記録的な企業利益に株価上昇追い付かず

ロシア株は世界で最も割安な水準 にあるが、同国企業がアナリスト予想を上回る過去最高益を記録する なかで、割安感は一段と高まっている。

指標のMICEX指数を構成する企業の過去1年間の1株当たり 利益は計178ルーブルと、少なくとも2003年以来最大で、ブルームバ ーグがまとめたアナリスト約400人の平均を29%上回った。MICE X指数構成銘柄の今後1年間の予想利益に基づく株価収益率は6.8倍 と、ブルームバーグがモニターする世界の59の株価指数の中で最低で、 世界平均(12倍)の約半分となっている。

MICEX指数は過去1年間で13%上昇したものの、バリュエー ション(株価評価)は31%低下。原油価格が1バレル=80ドルを超え たことで企業の利益予想が押し上げられたが、株価の上昇はそれに追 い付いていない。調査会社EPFRグローバルのデータによると、ロ シアの株式投信への過去半年間の資金流入は、いわゆるBRICs諸 国と称される同国以外の国(ブラジル、インド、中国)の投信を下回 った。投資家が割高でも成長率がより高い国の株式を選好したためだ。

INGインベストメント・マネジメントの新興市場株ストラテジ スト、マーテンジャン・バクム氏は「ロシアは割安感と投資妙味とい う点で突出している」と指摘。「投資家は一段と向上が見込まれる新興 国をさらに物色しており、ロシアには向上の余地がある」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE