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ブラックロック幹部、FRB当局者と会談-監視対象への指定回避狙う

【記者:Ian Katz】

11月17日(ブルームバーグ):世界最大の資産運用会社、米ブラ ックロックの経営幹部が今月、米連邦準備制度理事会(FRB)の当 局者らと会談し、FRBの監視対象になるほど、同社が金融システム に及ぼすリスクは大きくないとの見解を伝えた。

ブラックロックの顧問弁護士ロバート・コノリー氏と、同社の共 同創業者の1人で筆頭ロビイストのバーバラ・ノビック副会長が4日、 FRBの当局者7人と会合を持った。FRBがウェブサイトで明らか にした。

米金融規制改革法(ドッド・フランク法)で設立が決まった「金 融安定監視評議会」(FSOC)は、より厳しい監督の下に置かれる金 融システム上で重要な企業を指定する権限があり、この問題が話し合 われたという。FSOCは、銀行や他の金融機関のリスク抑制のため のルール強化をFRBに勧告することが可能。来年にはどの資産運用 会社や投資信託、ヘッジファンド、プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社、保険会社が金融安定への潜在的なリスクという 点で監視強化の対象となるかを決定する。

FRBのウェブサイトによれば、ブラックロックのノビック副会 長はFRB当局者に対し、「資産運用会社は銀行とは異なり、顧客の代 理人として行動し、自身のバランスシートに投資資産を保有していな い」と主張。「顧客はわずかなコストで業者の乗り換えが可能であり、 このことが資産運用会社の資金繰りの行き詰まりに伴うシステミック リスクの発生を抑制することにつながる」と話したという。

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