コンテンツにスキップする

マンハッタンに漂うマリー・アントワネットの香り-仏ろうそく店進出

フランス王妃マリー・アントワ ネットが斬首台の露と消えてから200年以上を経て、ニューヨークのマ ンハッタンの地下でろうそくから漂う彼女の香りをかぐことができ た。

創業367年のパリのろうそくメーカー、メゾン・ド・シール・トゥ ルドンが先月、ボンド・ストリートで開店し、歴史を彩ってきたろうそ く数十本が販売されている。

「マリー・アントワネットの香りやベルサイユの香り、ナポレオン の香りもある」。ラムダン・トゥアミ最高経営責任者(CEO、36)は そう言ってドーム型のガラス瓶に入ったろうそくの香りを1つ1つかが せてくれる。

アントワネット愛用のろうそく「トリアノン」はバラとヒヤシンス の香り。アルゼンチン出身の革命家チェ・ゲバラ愛用の「アーネスト」 は皮革とタバコのにおいがする。ナポレオン愛用の「エンパイア」から はマツとセージが香る。

フランス国外では初めてオープンしたこの店では、流行やロマンチ ックな雰囲気が歴史と溶け合っている。メゾン・ド・シール・トゥルド ンの創業は1643年。国王ルイ14世をはじめフランス全土の教会にろ うそくを納入した。同社のろうそくは現在、シャンゼリゼ通りに近い大 統領官邸で明かりをともす。

カリフォルニア州ウエストハリウッドで40種のブランドのろうそ くを販売するキャンドル・デリリアムのオーナー、アンソニー・キャロ 氏はメゾン・ド・シール・トゥルドンのろうそくについて「最高級だ。 非常に由緒があり独特の香りがする」との見方を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE