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元建てIPOで香港を中国株投資の玄関口に-香港取引所の李CEO

16年前、中国が初めて海外投資 家を対象にニューヨーク市場で国債を発行した際に中心的な役割を担 った李小加氏が今度は、人民元建ての新規株式公開(IPO)を通じ て中国株投資の機会を世界中に提供しようと計画している。

香港取引所の最高経営責任者(CEO)を務める李氏は、中国企 業による香港市場での元建て株式の発行を認めるよう提案した。同市 場は、中国政府が海外投資家に課している中国本土株の保有規制を受 けない。元建ての株式は現在、本土以外では取引されていない。

中国国籍の李CEO(49)は、香港取引所での中国企業上場を増 やしたい考えだ。ブルームバーグが集計したデータによれば、同国で のIPOは今年これまでに計4220億元(約5兆3000億円)規模と、 米国市場の3倍。中国政府が海外投資家向けに市場開放を段階的に進 める中、香港を一段と重要な玄関口とすることができる。

香港大学中国金融研究センターの宋敏主任は「李氏は香港と中国 双方の利益を追求している」と述べた上で、「中国は金融システムを完 全に開放する用意ができていない。中国は計画的で限定的なアプロー チを取っており、こうした中で香港は極めて重要な役割を担うことが 可能だ」と語った。

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