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香港証取の出来高、過去最高-中国が景気抑制策強化との懸念で

香港証券取引所の過去3日間 の出来高はいずれも記録的な水準となった。インフレ率が2年ぶり の高い伸びとなったことを受けて、中国は景気沈静化に向けた措置 を強化するとの懸念が広がっている。

同証取のデータによれば、12日の出来高は2549億枚と過去最 高を更新。続いて15日は2267億枚、16日は2159億枚となった。 それまでの過去最高は10月20日の2114億枚。

16日の香港株式市場で、指標のハンセン指数は3営業日続落。 その3日間で4.1%下落した。8日には日中としては年初来高値とな る24988.57を付けていた。中国の温家宝首相は、政府が2年ぶり高 水準にあるインフレの抑制を目指す中で、国務院(内閣に相当)が 物価上昇に対応する措置を策定していることを明らかにした。

信達国際の香港在勤調査ディレクター、キャスター・パン氏は、 出来高急増は小型株やワラント(株式購入権)、デリバティブ(金 融派生商品)への投資志向のシフトが要因だと指摘。「多くの不透 明要因が残る中で投資家は慎重になっており、リスクヘッジないし 利益を守る手段としてデリバティブを利用したいと考えている」と 説明した。

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