【FRB要人発言録】市場の織り込み重視せずに判断-ダドリー総裁

11月1日(ブルームバーグ):10月25日から11月1日までの米連 邦準備制度理事会(FRB)要人らの主な発言は次の通り。記事全文 は発言者の氏名をクリックしてください)。

<10月30日> ホーニグ・カンザスシティー連銀総裁(スイス紙ノイ エ・チュルヒャー・ツァイトゥングとのインタビューで発言):金融 政策が米経済に及ぼす長期的で多様な影響を考慮すれば、われわれは 長期戦略を追求すべきだ。さらなる金融緩和は、長期金利の若干の低 下という極めて小さな追加的効果を得るためにインフレ上昇のリスク を冒すことを意味するだろう。

<10月27日> ダドリー・ニューヨーク連銀総裁(ニューヨーク州バッファローで 講演):われわれの最善の努力にもかかわらず、ニューヨーク州北 部や全米の景気の完全な回復への道筋は長く起伏のあるものになる 公算が大きい。失業率はまだ望ましい水準よりはるかに高い。

<10月26日>ダドリー総裁(ニューヨーク州ロチェスターで講演): 今回の深刻な景気後退の後には活気に欠ける緩やかな回復が続いた。 2009年以降経済活動は拡大したが、力強いものではなかった。勢いは 鈍化している。

ダドリー総裁(講演後の質疑応答):為替レートで重要なのは、基本 的な競争力を反映するよう十分に柔軟であることだ。新興市場と先進 国の均衡回復が実現するためには、為替レートがもう少し柔軟になる 必要がある。

<10月25日> ホーニグ連銀総裁(カンザス州で講演):追加的な米国債購入につい て、わたしの見方では、将来的にそれは非常に危険なギャンブルだ。 われわれはこれから4年か5年で、新たな危機を招く恐れがある。中 西部の農地価格はインフレ・ヘッジ手段と見られていることが一因と なり、急ペースで上昇している。

ダドリー総裁(ニューヨーク州イサカで講演):経済見通しが信頼感を 高める方向に変化しない限り、連邦公開市場委員会(FOMC)によ る追加措置が妥当性を持つ公算が大きいと思う。連邦準備制度は魔法 の杖を振って、残っている問題を即座に消すことはできない。しかし 必要な調整に対して不可欠なサポートを提供することは可能だ。

ダドリー総裁(講演後に記者団の質問に回答):11月2-3日のFO MC定例会合について、市場は量的緩和の第2弾、あるいは追加債券 購入の高い可能性を織り込んでいる。FOMCは開催時に市場に反映 済みのことや反映されていないことをほとんど重視せずに、当局の行 動のコストと効果を検討するだろう。

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