投資家ビッグス氏:米株は10%上昇も-FRBの追加緩和策発表後

【記者:Nikolaj Gammeltoft 、 Betty Liu】

10月29日(ブルームバーグ):米ヘッジファンド、トラクシス・パ ートナーズの共同創業者である著名投資家のバートン・ビッグス氏は、 米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和策として知られる資産購 入計画を発表すれば、米株は10%上昇する可能性があり、新興市場株 は上昇を続けるとの見通しを示した。

ビッグス氏は29日、ブルームバーグテレビジョンの「イン・ザ・ ループ」に出演し、「投資家は恐らく売りを浴びせるだろうというのが 従来の見方だ」とした上で、投資家は実際、「さらなる10%上昇」に 「驚き」を受けるだろうと述べた。

FRBは11月2-3日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。 S&P500種株価指数は、構成企業の70%以上が6四半期連続で市場 予想を上回る利益を計上し、FRBが景気刺激のために債券購入を行 うとの観測が広がるなかで、7月に付けた今年の安値から最大16%上 昇している。また、MSCI新興市場指数は5月の安値から29%上げ ている。

ビッグス氏は「新興市場で最終的に起こる巨大なバブルまでの道 のりはまだ半ばにすぎない」と指摘。「われわれはまだ、その地点には 達していない。ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)はあまり にも強く良好で、成長はあまりにも大きく、バリュエーション(株価 評価)は依然として魅力的だ」と話した。

同氏はまた、最も魅力的な銘柄としてハイテク株と医薬品株を挙 げた。

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