米GDP:第3四半期は2%増、個人消費や在庫が寄与

商務省が29日に発表した 2010年第3四半期(7-9月)の実質国内総生産(GDP、季節調整 済み、年率)速報値は前期比で2%増加した。

第3四半期GDPは、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコ ノミストの予想中央値と一致した。第2四半期GDPは1.7%増だっ た。

第3四半期は、経済全体の約70%を占める個人消費が2.6%増 と、2006年第4四半期以来で最大の伸び。ブルームバーグがまとめた 予想では2.5%増が見込まれていた。第2四半期は2.2%増だった。 個人消費のGDPへの寄与度は1.8ポイント。

また、在庫投資の寄与度は1.4ポイント(前期0.8ポイント) に拡大した。GDPから在庫投資を控除した最終需要は0.6%増(前 期0.9%増)と低迷した。企業による機器・ソフトウエアへの投資の GDP寄与度は0.8ポイントで、前期の1.5ポイントから縮小した。

JPモルガン・チェースの米国担当チーフエコノミスト、マイケ ル・フェロリ氏(ニューヨーク在勤)は、「個人消費が拡大しており、 企業の需要も何とか持ちこたえている」と述べた上で、「労働市場で本 格的な回復を取り戻すためにはさらに向上する必要がある」と続けた。

住宅は大幅減

一方、住宅投資は前期比年率で29%減と2009年第1四半期以 来で最大の落ち込みを記録した。貿易赤字の拡大もGDPにはマイナス 寄与となった。

貿易と在庫を除く国内最終需要は年率2.5%増と、第2四半期の

4.3%増を下回った。

第3四半期の食品とエネルギーを除く個人消費支出(PCE)価 格指数は前期比年率0.8%上昇と、市場予想の1%上昇を下回った。 前四半期は1%の上昇だった。

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