三菱商:4-9月純利益95%増、資源好調で通期を上方修正

三菱商事が29日発表した4-9月 期の連結決算(米会計基準)によると純利益は前年同期比95%増の2678 億円だった。資源価格の上昇やアジア地域での自動車関連事業が好調だ ったことが追い風となった。

同社が29日発表した資料によると、売上高は前年同期比18%増の9 兆5404億円。鉄鋼原料用石炭や銅、原油などの資源価格の上昇や自動車 関連事業が好調に推移した。営業利益は1977億円、税引前利益は3152億 円と、それぞれ前年同期と比べ2倍以上に増えた。

会見した上田良一副社長は「資源価格が上昇したことや機械を中心 とした非資源分野でも業績が堅調に推移した」と指摘。一方で「急激な 円高の進展など世界経済の不確実性はますます高まっており先行きは予 断を許さない」と慎重な見方も示した。

2011年3月期通期の純利益見通しは従来予想の3700億円から前期比 46%増の4000億円と上方修正した。強みを持つ原料炭事業の販売が堅調 で、金属部門は期初予想に比べ350億円上振れるとみているほか、機械 やエネルギー部門の利益もそれぞれ期初予想を上回るとみている。

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