三菱電株が一段高、産業メカ好調で業績増額-市場予想超過

三菱電機の株価が午後の取引で一 段高。前日比3.7%高の758円まであった。今夏の猛暑で空調機器など 家庭電器部門が想定を上回ったほか、産業メカトロニクスも堅調で今通 期(2011年3月期)業績予想を引き上げた。事前のアナリスト予想を 上回り、投資家の買いが優勢となった。

三菱電が午後1時15分に公表した修正業績予想によると、新しい 連結営業利益(米国会計基準)予想は前期比2.2倍の2050億円。円高 進行に伴い、下期(10月-11年3月)の前提為替レートを1ドル=85 円(従来の年間計画は90円)、1ユーロ=110円(同125円)に見直 したが、4-9月の上振れ分や産業メカトロニクス部門、家庭電器部門 の好調継続などを織り込んだという。

ブルームバーグ・データに登録された担当アナリスト16人の通期 営業益予想の平均は1909億円だったため、会社側の新計画が市場コン センサスを7.4%上回った格好。

会社側の資料によると、上期の為替レートは1ドル=89円、1ユ ーロ=114円だった。想定に比べて円高となったことで、約450億円の 減収要因になったとしている。

三菱電株は業績開示直前まで730円近辺でもみ合っていた。業績内 容が公表された後、約15分間で545万株が約定、午後1時30分までの 累積出来高(1074万株)の約51%を占めた。

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