来週のNY原油:54%が下落を予想、米原油在庫増を嫌気-調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は下落する見通しだ。米国の原油在庫増が懸念材料。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト26人を対象に実施した調 査では、14人(54%)が来週の原油先物相場が下落すると予想。横ば い予想は9人(35%)、上昇予想は3人にとどまった。前回は47%が 下落を予想した。

先週の米原油在庫は501万バレル増の3億6620万バレルとなり、 7月以降で最大の増加幅だった。原油と燃料を含めた総在庫は0.1% 増の11億3000万バレルで、5月28日終了週を3.9%上回った。

シティ・フューチャーズ・パースペクティブ(ニューヨーク)の アナリスト、ティム・エバンス氏は「米石油市場は5月時点よりも供 給過剰となっている。5月には世界的な株安で原油価格はたった3週 間で26%下落した」と指摘した。

原油相場は5月3日に2008年10月9日以来の高値1バレル=

87.15ドルを付けたが、20日は09年7月30日以来の安値64.24ドル に落ち込んだ。欧州のソブリン債危機で株安となったことが背景。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場12月限は 今週これまでに49セント(0.6%)上げた。前年同期比では6.1%の 上昇。

04年4月に調査を開始して以来、相場の方向性を正しく予想した 確率は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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