BNYメロン:日本で人員1割増へ、運用や管理業務-個人資産に関心

カストディー(証券管理)業務最大 手の米バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンは、今後2年で日 本拠点の人員を12%増の290人程度に拡大する計画だ。約1400兆円あ る個人資産を背景に事業拡大の見込める資産運用や証券管理業務など で増員する。

来日中のアジア太平洋地域会長のクリストファー・スターディー氏 (52)が29日のインタビューで明らかにした。同氏は中国やインドだ けでなく、大規模な個人資産を持つ日本も「パイが大きく見通しは明る い」と日本の事業拡大に高い関心を示した。アジア地域の事業は米国の 4倍のスピードで伸びており、日本の収益割合は最大という。

BNYメロンは、9月から初めて日本で銀行窓口を通じた投資信託 の供給を開始。現在は三井住友銀行がBNYメロンの豪ドル建ての高利 回り債ファンドを販売している。傘下の運用会社、BNYメロン・アセ ット・マネジメント・ジャパンの山口省吾社長は、「ほかのメガバンク や地銀など今後も提携を検討している」ことも明らかにした。

スターディー氏は事業拡大の方法について、「内部成長を基本とし ており、積極的に買収は考えていないが、戦略的に合い機会があれば検 討する」と述べた。08年6月時点で172人だった日本の人員は現在260 人。同氏は日本進出40周年を記念して来日した。

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