アジア株:反落、テクノロジー関連が下落-上場初日のAIAは急伸

29日のアジア株式相場は反落。 このままいけば、MSCIアジア太平洋指数は週間ベースで2週連続 の下げとなる。シャープが2011年3月期の純利益見通しを下方修正 したほか、韓国のサムスン電子は半導体メモリーと薄型パネルが値下 がりするとの見通しを明らかにした。

シャープが安い。円相場の上昇で輸出利益の見通しが悪化してい る。この日の7-9月(第3四半期)決算で過去最高益を発表した韓 国のサムスン電子は2.5%安。競争激化を見込んでいることを明らか にした。中国の交通銀行は香港市場で6.8%安。7-9月(第3四半 期)の利益がアナリスト予想に届かなかった。

米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) の主要アジア部門、AIAグループは新規株式公開(IPO)価格比 で16%高。同社はこの日、香港市場に上場した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時18分現在、前日 比0.5%安の128.94。今週に入ってからの下落率は0.7%。テクノ ロジー関連株は0.9%安と、10業種別指数のうちで下落率トップ。

サムスン・インベストメント・トラストのポーリーン・ダン最高 投資責任者(CIO)は「米国で追加量的緩和が実施される可能性に ついて好材料の大半は織り込み済み」と指摘。「エレクトロニクス関連 企業の利益の勢いは間違いなく鈍化するだろう。11年にかけて成長鈍 化を予想するのは理屈に合っている」と語った。

日経平均株価の終値は前日比163円58銭(1.8%)安の9202 円45銭。

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