資産25万ドル超の米国人、経済的安定感を感じる割合が増加-BOA

資産が25万ドル(約2000万円) を超える米国人は、1年前に比べて経済的な安定感を感じていること が米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)の調査で明らかになった。 株式相場の回復でリセッション(景気後退)の最悪期は脱したとの見 方が強まった。

投資可能な資産が25万ドルを上回る米国人1000人を対象に、同 社が9月13日-10月7日に実施した四半期調査「メリルリンチ・ア フルエント・インサイツ・クオータリー」によると、昨年同時期に比 べて経済的により豊かになったとの回答が41%占めた。また、投資に 関してリスク回避志向があるとの答えは約39%で、前回調査の50%か ら低下した。

BOAのグローバル資産運用・投資管理部門のサリー・クローチ ェック社長はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「人々の 心理は改善している」と述べた。

S&P500種株価指数は2008年に38%下落したが、09年には23%、 今年年初来では6%、それぞれ上昇している。

来年の個人的な経済状況が改善する自信があると答えた人は約 78%だった。投資姿勢については、低リスクの投資を選好する割合が 女性では44%、男性は34%と、女性の方が保守的であることが示され た。積極運用の姿勢を示した女性は6%、男性では17%だった。

クローチェック社長は「業界としてこの結果を分析する必要があ る。特に投資家は老後資金を十分蓄えられるかどうかを心配している」 と述べた。調査では、退職時期が予定より遅れると見込む回答者が 61%と、1月の29%から拡大した。

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