フォードCF0:復配は「まだ遠い」-バランスシート修復を優先

世界で最も利益を上げている自 動車メーカー、米フォード・モーターのルイス・ブース最高財務責任 者(CFO)は、4年前に停止した普通配当を再開する前に、バラン スシートを一段と修復する必要があるとの見方を示した。

ブースCFO(61)は28日、ニューヨークでのインタビューで 「配当再開までの道のりはなお遠い」と語った。「バランスシート強 化に向けてやるべきことが依然多く残っている」と述べた。

同氏によれば、フォードは投資適格級の格付けに戻ることを全社 的な「スローガン」として掲げている。今年の債務支払い額は29日 までに108億ドル(約8700億円)に上り、自動車事業の負債は228 億ドルに減る。同社は投資適格級の格付けを失った翌年に普通配当を 停止した。26日に発表した7-9月(第3四半期)の純利益は16億 9000万ドルだった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチのアナリスト、 ジョン・マーフィー氏は、決算発表後のリポートで、フォードのキャ ッシュフローは改善しており、「遅くても12年には」配当を再開で きるはずだと指摘した。同社株の投資判断を「買い」としている同氏 は、フォードのバランスシートは「一般に認識されているよりも良い」 と述べた。

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