NY原油先物時間外:下落、81ドル台-アジア株安とドル高を嫌気

ニューヨーク原油先物相場は29 日の時間外取引で下落。アジア株安のほか、ドルがユーロに対し上昇 し原料に対する投資家の需要が薄まった。

前日の通常取引は0.3%上昇。アジア株式市場は軟調で、MSC Iアジア太平洋指数は2週間連続の下落になりそうだ。22日終了週の 原油在庫は501万バレル増となり、1年5カ月ぶりの高水準に達した。 原油相場は今月に入ってから2.4%上昇している。

ナショナル・オーストラリア銀行の鉱物・エネルギー担当エコノミ スト、ベン・ウェストモア氏(メルボルン在勤)は「市場には本当のコ ンセンサスがなく、見方が定期的に変わるので相場の値動きが激しくな っている。市場心理や為替相場の動きが動因になっており、原油市場の 実態とは関係がなくなっているようだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は一時、 49セント(0.6%)安の1バレル=81.69ドルを付けた。シドニー時 間午後1時2分(日本時間午前11時2分)現在、81.91ドルで推移し ている。前日の通常取引は24セント高の82.18ドルで引けた。今週に 入ってからの上昇率は0.3%、年初来では3.2%の上昇。

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