米カーライル、シニバース買収で合意-モバイル機器普及で魅力増す

世界2位のプライベートエクイテ ィ(PE、未公開株)投資会社、米カーライル・グループは、無線通 信技術会社シニバース・ホールディングスを約26億ドル(約2100億 円)で買収し、同社を非公開化することで合意した。カーライルによ る通信関連会社買収の発表はここ数日で2社目。

シニバースの28日の発表資料によると、カーライルはシニバース 株1株につき現金31ドルを支払う。これは27日の株価終値を30%上 回る水準。シニバースは携帯電話のメッセージやネットワーク関連の 技術を提供している。

2009年の世界的なリセッション(景気後退)で、投資削減の打撃 を受けた企業が多い通信業界は、モバイルデータサービスとネットワ ーク装置の需要増加で回復しつつある。カーライルは27日、高速ネッ トワークの需要拡大を見込んで、光ファイバーケーブル製造の米コム スコープを39億ドルで買収することで合意した。

アボンデール・パートナーズ(テネシー州ナッシュビル)のアナ リスト、ジョン・ブライト氏は、「携帯インターネット機器の利用が爆 発的に普及している」ため、PE投資会社は通信業界を投資先として 魅力的だとみていると指摘した。

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