三井不動産:4-9月期純利益43%減、分譲事業の反動で

国内不動産首位の三井不動産の4- 9月期の連結純利益は前年同期比43%減の243億円だった。分譲事業で 前年に大規模物件の計上があった反動などが影響した。

東京証券取引所で29日に開示した発表資料によると、4-9月期の 売上高は前年同期と比べほぼ横ばいの6621億円。高収益の大規模物件の 計上がなくなったことや、オフィスビルなどの賃貸事業で空室率が上昇 した。建て替えに向けたビルの稼働停止も影響した。営業利益は31%減 の600億円、経常利益は34%減の479億円だった。

2011年3月期通期の純利益見通しは前期比17%減の500億円と、従 来予想を据え置いた。

9月のオフィス空室率 (三井不動産単体、首都圏)は4.0%と前年 9月の3.6%から上昇したが、6月末の4.1%を下回った。

同日東京証券取引所で会見した蔵本誠三 常務は、円高進行などが 今後企業に与える影響を指摘したうえで、「12月に向けて空室率は4% 台半ばもありえるだろうが、3月にかけてまた下がる可能性もある」と 語った。

三井不動産の株価は今週に入り連日のように値を下げ、29日の終値 は前週末の1600円と比べ5%安の1521円だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE