トヨタの技術者、突然の加速を認識-米訴訟の原告弁護団主張

世界最大の乗用車メーカー、ト ヨタ自動車が製造した自動車の突然の加速をめぐる米国の訴訟で、「ト ヨタの技術者」が予期しない加速が起きる事実を確認していたと原告 弁護団が書面で主張した。弁護団はまた、トヨタが車両を買い戻した 上で、顧客に秘密保持契約にサインさせ、監督当局に問題を開示しな かったと指摘した。

カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に27日提出された文書 によると、トヨタは加速の不具合に関する米議会の公聴会で、アクセ ルペダルやフロアマットが原因ではない意図せぬ急加速の例を同社の 技術者が再現していた事実を開示しなかった。顧客との秘密保持契約 についても、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)に報告しなかっ たと弁護団は主張している。

これに対し、トヨタの米国法人、米国トヨタ自動車販売の広報担 当、スティーブン・カーティス氏は28日、電子メールで配布した資 料で、トヨタの技術者や専門家で、車両の意図しない加速を確認した 者はいないと反論。原告弁護団が言及した技術者とは、トヨタとは別 個の企業であるディーラーが雇ったサービス技術者のことだろうと述 べた。

カーティス氏は、トヨタおよび同社のエンジニアや技術専門家ら について、「顧客が懸念していた加速を再現したこともなければ、何千 マイルにも及ぶ運転走行や分析では、これら車両に問題となる状況は 一切見つかっていない」と述べた。

原告弁護団の共同主任弁護士を務めるスティーブ・バーマン氏は、 ディーラーの技術者はトヨタの技術者同然だと述べた。

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