米GM:債務8900億円を削減へ-IPO前に財務体質を改善

新規株式公開(IPO)の準備を 進めている米自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(GM)は債務 を110億ドル(約8900億円)削減する計画を発表した。これにより、 利払い費用と優先株への配当が年間5億ドル減るという。

GMがウェブサイトに掲載した資料によれば、同社は既に全米自 動車労働組合(UAW)の退職者向け医療保険基金への債務28億ドル を返済。このほか、米財務省から優先株21億ドル相当を買い戻すほか、 現金と株式少なくとも60億ドル相当を年金基金に拠出する。

さらに銀行団から期間5年の回転信用枠50億ドルも確保した。G Mはこの枠について「通常、使うことはない」との見通しを示した。

IHSオートモティブのアナリスト、レベッカ・リンドランド氏 は電話取材で、「IPOの前にバランスシートをできるだけ奇麗にしよ うとしている」と述べた。

GMのクリス・リッデル最高財務責任者(CFO)は同日の発表 資料で、「債務削減と年金財政の改善でレバレッジが110億ドル縮小す る」と説明した。

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