スタートT株反落、ヤフーとの提携を評価も業績予想維持で売り優勢

アパレル専門のネット通販サイト を運営するスタートトゥデイ株が一時、前日比3.7%安の23万8100 円と反落。インターネット検索大手のヤフーと提携すると28日に発表、 会員数と取扱高の増加が期待されたが、通期(2011年3月期)業績予 想の変更は見送られ、失望売りに押された。

野村証券の鎌田佳美アナリストは、ヤフーとの提携について「新 規会員の獲得に苦戦していたので、ヤフーから会員を呼び込み、取扱 高を増やそうという戦略は評価できる」と指摘、ポジティブに受け止 めている。ただ、4-9月(上期)決算に関しては今月15日の増額修 正通りの内容で、「サプライズがない」との認識を示した。

会社側資料によると、スタートTが運営する衣料品ショッピング サイト「ZOZOTOWN」で過去1年以内に1回以上買い物をした 「アクティブ会員」は7-9月に前年同期比79%増の97万3985人に 増加、4-6月と比べても12%伸びた。アクティブ会員の1人当たり 年間購入金額は4万4936円、会社側は通期で5万円に高める計画だ。

現時点でのスタートTの通期業績予想は、連結売上高が前期比 34%増の230億円、純利益が同39%増の26億円。ブルームバーグ・ データによると、担当アナリスト4人の予想値の平均は、連結売上高 が237億円、純利益が28億円で、会社計画が市場コンセンサスを若干 下回っている。

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