米ジャンク債:10月の起債額は過去最高-リターンや格付けが後押し

10月の米ジャンク債(高利回 り・高リスク債)の起債額が過去最高を記録した。リターンが投資適 格級債を上回ったことや、格下げより格上げとなった発行体の方が多 かったことが背景。

ブルームバーグの集計データによると、オーストラリアのフォー テスキュー・メタルズ・グループや米カルパインを中心にジャンク (投資不適格)級格付けの企業は10月、計330億ドル(約2兆 6600億円)相当を起債。バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリル リンチの指数によると、平均リターンはプラス2.32%と高格付け債 (マイナス0.16%)を上回っている。このリターン格差は3月以降 最大。

ブルームバーグのまとめによると、格付け会社スタンダード・ア ンド・プアーズ(S&P)は10月、ジャンク債発行体20社を格上 げし、12社を格下げした。BOAメリルリンチの指数では、28日の ジャンク債の米国債に対する利回り上乗せ幅は577ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)。6月には年初来最高の727bpに達し ていた。

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