米アイスターの社債保証コスト、3年ぶりの大幅低下-CDS取引

28日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場で、債務再編に取り組んでいる米商業不 動産金融アイスター・ファイナンシャルの社債保証コストが3年ぶり の大幅低下となった。10億ドル(約810億円)の債務返済を表明し たことが材料。

CMAのデータによれば、ニューヨーク時間午後4時半(日本時 間29日午前5時半)現在、アイスター社債1年物の保証コストは

768.3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1663.6b pと、2007年1月以来の大幅な低下。5年物は394.4bp低下の

1252.4bpとなり、短期的に損失を被る恐れは軽減したと投資家が 判断していることが示唆された。

破たん回避のため債務再編を目指しているアイスターは同日の資 料で、12年6月に満期を迎える融資を来週返済することを債権者に 通知したと発表した。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時29分(日本時間29日午前6時29分)現在、

0.2bp上昇の94.1bp。

油田サービス世界2位、米ハリバートンの社債保証コストは6月 以来の大幅上昇となった。英石油会社BPのメキシコ湾の油井にハリ バートンが使用を推奨したセメントは安定性に問題があり、これが米 沿岸での原油流出として過去最大規模の事故につながった可能性があ るとの政府報告が材料視された。

CMAによれば、ハリバートンの社債保証コストは27.3bp上 昇の87.2bp。

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