ブラジル株:ボベスパ指数は続落、レデカードが安い-レアルは上昇

28日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が続落し、取引開始直後の上げを解消した。ヴァ ーレが売られたほか、レデカードの決算が市場予想を下回ったことか らカード決済処理会社が値下がりした。

時価総額でカード決済処理同国2位のレデカードは5.7%安と、 ここ5カ月で最大の下落。同業首位のシエロは1.7%下がった。鉄鉱 石生産で世界最大手のヴァーレも1.7%安。一方、7-9月(第3四 半期)の決算が15%増益となった製鉄会社ウジミナスが買われたこと からボベスパ指数の下げは抑えられた。

ボベスパ指数は前日比0.4%安の70320.13。取引開始直後は 1%高まで上昇していた。同指数構成銘柄のうち値下がりは37銘柄、 値上がりは30銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は同0.4%安の

1406.35。通貨レアルは1%高の1ドル=1.7042レアル。ボベスパ 指数の月間の上昇率は28日までで1.3%となっている。同期間にヴ ァーレは3.5%高となり、鉄鋼株の下落を相殺した。

INGアセット・マネジメントの中南米担当最高投資責任者(C IO)、エリック・アンダーソン氏(ニューヨーク在勤)は「投資銘柄 を入れ替える動きがあるようだ。ヴァーレ株で稼いだ投資家が市場を 下回るパフォーマンスの株式を物色しており、鉄鋼株はこれまで大幅 に下落してきた」とした上で、「この動きが継続するとは思わない」と 述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE