FRB:AIGとベアーS関連の資産評価額は3.1%増-四半期報告

【記者:Scott Lanman】

10月28日(ブルームバーグ):米連邦準備制度理事会(FRB) が米保険会社アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG) と証券会社ベアー・スターンズ救済で受け入れた資産ポートフォリオ の合計評価額は3.1%増加した。

FRBが28日発表した資産再評価に関する四半期報告によると、 FRBが2008年の両社救済で取得した住宅ローンや証券の受け皿と して設立した特別目的会社(SPC)3社の純資産は9月末時点で685 億ドル(約5兆5000億円)と、20億6000万ドル増えた。ベアー・ス ターンズ関連の資産が5億8300万ドル増の285億ドル、AIGが14 億8000万ドル増の400億ドルとなった。

FRBのバランスシート(貸借対照表)週間報告によると、総資 産は99億ドル減の2兆3000億ドルと、3月以来の低水準となった。 住宅ローン担保証券(MBS)の償還金を使った米国債購入が十分に 速いペースで進まなかった。

米国債の保有残高は57億ドル増の8378億ドルに増えた。一方、 MBSは147億ドル減の1兆500億ドル。政府機関債は10億6000万 ドル減の1497億ドル。

FRBは8月、証券保有残高を現行の約2兆ドルに維持するため、 MBSの償還金を米国債に再投資するプログラムを発表した。同プロ グラムが開始した8月17日以降にFRBが購入した米国債は623億ド ルとなっている。

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