米メットライフ7-9月:黒字確保、予想下回り株価下落

米生命保険最大手メットライフ の7-9月(第3四半期)決算は、デリバティブ(金融派生商品)関 連損失の縮小に支えられ、黒字となった。ただ、利益がアナリスト予 想を下回ったことから、同社の株価は時間外取引で下落した。

28日の発表資料によると、純損益は3億1600万ドル(約256 億円)の黒字で1株利益は32セント。前年同期は6億2000万ドル (1株当たり79セント)の赤字だった。一部の投資損益を除いたベ ースでは、1株利益は99セントとなり、ブルームバーグがまとめた アナリスト16人の予想平均の1.03ドルを下回った。

メットライフは投資収益を獲得するとともに、金利と通貨、株式 相場の変動への備えを整えるためデリバティブを活用している。同社 の6月末時点のデリバティブ残高は2000億ドル強で、昨年第3四半 期には8億5700万ドルのデリバティブ損失を計上していた。今年第 3四半期の関連損失は1億9000万ドルに縮小した。

28日の時間外取引ではニューヨーク時間午後4時25分(日本時 間29日午前5時25分)現在、96セント(2.4%)安の39.50ドル。 年初来では約14%高。

メットライフによると、地域別でみた保険料と手数料などの収入 は、米国部門が前年同期をやや下回る71億ドル。国際部門は約 16%増の13億ドルで、チリと韓国、香港での伸びが寄与した。

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