NY原油(28日):小反発、ドル下落で-FOMC控え国債買い観測

ニューヨーク原油先物相場は小 幅反発。ドルが主要通貨のすべてに対して下げたことから、原油に買 いが入った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で国債購入が決定す れば、ドルの価値が押し下げられるとの見方が背景にある。

ドルは対ユーロで3日ぶりに下落。商品投資の魅力が高まり、 原油は0.3%値上がりした。先週の新規失業保険申請件数は予想外 に減少し、3カ月ぶりの低水準。労働市場回復への期待が高まった。

エナジー・セキュリティー・アナリシス(マサチューセッツ州 ウェークフィールド)のシニアアナリスト、クリス・バーバー氏は、 「商品はドルが下げても価値が保持される現物資産だ」と指摘。「い くらでも印刷できる紙幣と違い、商品には限りがある」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比0.24ドル(0.29%)高の1バレル=82.18ドルで終了した。 過去1年間では6.1%の値上がり。

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