ユーロ圏:10月の景況感104.1、予想以上-製造業が改善 (Updarte1)

10月のユーロ圏景況感は、事前予 想以上に強まった。製造業の景況感が大きく改善した。

欧州連合(EU)の欧州委員会が28日発表した10月のユーロ圏 景況感指数(速報値)は104.1と、9月の103.2から上昇した。10月 の数字は2007年12月以来の高水準。ブルームバーグ・ニュースがエ コノミスト26人を対象にまとめた調査では、中央値で103.5が予想さ れていた。

先に発表された10月のユーロ圏製造業景気指数は上昇。ドイツの Ifo経済研究所の独企業景況感指数も予想外の上昇となり、景気の 底堅さを示している。ただ、ユーロ高と世界の需要後退が輸出への逆 風となるとともに、各国政府の支出削減で今後は勢いが衰える公算が 大きい。

ソシエテ・ジェネラルの欧州担当共同チーフエコノミスト、ジェ ームズ・ニクソン氏は「活動が減速しつつあることは疑いがない」と し、「ユーロ高と世界景気の減速で、景況感がこの水準から悪化し始め るとともに、10-12月(第4四半期)成長率は低下するかもしれない」 と話した。

10月は、製造業の景況感がゼロと、前月のマイナス2から改善、 サービス業は8で前月から横ばいだった。欧州委が同時に発表した10 月の消費者信頼感指数改定値はマイナス11と、速報値から変わらず、 前月から横ばいだった。建設業の景況感はマイナス25(前月はマイナ ス26)に改善。

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