任天堂:7-9月期純利益は15%減、通期は据え置き

任天堂の7-9月期の連結純利益 は前年同期比15%減の232億円となった。ブルームバーグ・ニュース が28日発表の4-9月期決算を基に算出した。携帯ゲーム機「DS」 や据え置き機「Wii(ウィー)」の不振のほか、円高が続いた。

純利益はブルームバーグ・データによるアナリスト3人の事前予 想平均232億円と同額。営業利益は同52%減の309億円と、予想平均 268億円を上回った。売上高は同41%減の1745億円。

任天堂は9月29日に、収益回復のカギである携帯ゲーム機最新作 「ニンテンドー3DS」発売を来年に延ばしたことから、業績予想を 大幅下方修正。その1カ月後とあって通期(2011年3月期)予想は据 え置いた。為替の前提も1ドル=85円、 1ユーロ=110円で変更なし。

ただ、Wii向けの今期ゲームソフト販売計画は従来比300万本 上積みの1億3800万本とした。中間配当予想も従来から10円増やし て140円とした。

MFグローバルFXA証券のアナリスト、ジェイ・デフィバウ氏 は業績不振の背景には円高だけでなく、任天堂の商品戦略ミスもある と批判。3DS投入を「あまりにも早すぎる」タイミングの今年3月 に発表しておきながら、発売が結局は来年2月になったことが、既存 の機種に対する消費者の買い控えを誘ってしまったと指摘した。

また、森仁洋専務は28日の大証での決算会見で、減益の主因をソ フト面で「ヒット作が昨年と比べて少なかったため」と分析。Wii の後継機に関する問いには「今の時点ではまだ面白いソフトは出せる と思っている」と語った。

28日の任天堂株価は小動きで、終値は前日比150円(0.7%)安の 2万1290円。

--共同取材:堀江政嗣、Jason Clenfield  Editor: Tetsuki Murotani Takeshi Awaji Hitoshi Sugimoto

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