三菱自:4-9月の純損失49億円、赤字縮小-予想は維持

三菱自動車の4-9月期の連結純 損失は49億円になった。ASEAN(東南アジア諸国連合)や中国を 中心とした売り上げ台数の増加などで赤字幅が縮小した。今期(2011 年3月期)の見通しは据え置いた。

前年同期の純損失は364億円だった。三菱自は28日の決算発表で、 今期の為替前提を従来の1ドル=90円から85円(下期82円)に、1 ユーロ=120円から113円(同112円)にそれぞれ見直した。今期予 想の営業利益段階で、為替で350億円のマイナス要因となるが、販売 拡大やコスト削減などでカバーする。

今期の販売台数は従来計画を見直した。小売りベースの世界販売 計画は従来比3000台増で前期比17%増の112万4000台。このうち欧 州は従来比1万4000台増で前期比24%増の21万台とする一方、日本 が同4000台減で同5%増の17万9000台、北米は同5000台減で同19% 増の10万4000台など。

三菱自は北米の生産体制の見直しなど、世界最適生産体制を年内 に策定して発表する。中期計画にも盛り込む方針だ。市川秀副社長は 決算会見で、為替相場の下期前提水準が「中期的に続くとは思ってい ない」と述べた。

円高対策に関して、三菱自の益子修社長は今期、部品などの海外 調達を500億円程度増やして、現地調達率で20%程度を目指すことを 明らかにした。

--取材協力:北村真樹子 Editor:Hideki Asai、Hitoshi Sugimoto

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