米FRBが国債購入規模予想で政府証券公認ディーラーに調査

米連邦準備制度理事会(FRB) は債券ディーラーや投資家に対し、当局による今後6カ月間の資産 購入規模の予想やその利回りへの影響について調査を行った。FR B当局は成長促進を図る新たな取り組みに関して、予想される影響 を判断しようとしている。

ブルームバーグ・ニュースが入手したニューヨーク連銀による 同調査は国債購入の新たなプログラムの当初の規模や、完了するま での期間で予想を示すよう求めている。また、FRBが同プログラ ムをどのくらいの頻度で再評価するかや最終的な購入規模の予想も 尋ねている。

ピアポイント・セキュリティーズの主任エコノミストのスティ ー ブン・スタンリー氏は、「当局が過度に購入すれば、人々がイン フレを懸念し、国債利回りが上昇する可能性がある」と指摘。「それ ほど多く購入しない場合、市場に影響が及ばないだろう」と述べた。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当チーフエコノ ミ スト、ジョゼフ・ラボーニャ氏は「市場が聞きたいのは、FRB による1兆ドル(約82兆円)」の米国債購入だと述べ、「これより少 額になるかもしれないという懸念は、このプログラムがどの程度の 奥行きと幅を持つかに関して投資家を心配させ始めている」と指摘 した。

ニューヨーク連銀は、プライマリーディーラー(政府証券公認 ディーラー)を対象に調査を実施。「国債購入が発表され、6カ月間 で完了した」場合の名目と実質の10年物国債利回りの変化を推定す るよう求めた。プライマリーディーラーは購入額がゼロ、2500億ド ル、5000億ドル、1兆ドルの4つの選択肢から回答する。

ニューヨーク連銀のデボラ・キルロー報道官はコメントを控え た。

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