コマツ:通期純利益1200億円に上方修正-建機など需要増加

建設機械世界第2位のコマツは28 日、今期(2011年3月期)の連結純利益(米国会計基準)を1200億円 に上方修正した。従来予想は1050億円。アジアや中南米で建設・鉱山 機械の需要が大幅に伸びていることなどが要因。

同社が東京証券取引所で開示した資料によると、通期の売上高は 同23%増の1兆7600億円となる見通し。4-9月期の純利益は前年同 期比約7.8倍の638億円、売上高は同33%増の8598億円だった。9月 末の配当は従来予想から4円増額し1株当たり18円。年間配当は36円 を予定している。

今期の業績予想を上方修正した大きな要因は、太陽電池産業の成 長に伴い、ワイヤーソーの受注・売り上げが急増した産業機械セグメ ントだ。同セグメントの売上高は従来予想に比べ23%増の2300億円 (前期比29%増)となった。

一方、売り上げの大半を占める建設機械・車両セグメントの売上 高は、円高で目減りした分を需要増でカバーし、1兆5450億円(前期 比21%増)に据え置いた。下期以降の想定為替レートを1ドル=82円 (従来予想は88円)、1ユーロ=114円(同110円)1元=13円(同

12.3円)に修正した。

会見した木下憲治専務は、今期の主要7建機の需要が前期比29% 増(7月予想は23%増)に上方修正したことについて、「日・北米・ 欧州は安定的に従来より良い。中国は従来から高い見通しを出してい たので、年間で30%の需要増を変えていない。その他のアジアなど新 興国を増やした」としている。

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