レアアースの高騰は続く、バブルではなく需給が要因-米モリコープ

中国国外では最大のレアアース (希土類)鉱床を保有する米モリコープは、世界最大の供給国である中 国の生産・輸出の削減により価格高騰が続くとの見通しを示した。

モリコープのマーク・スミス社長はブルームバーグテレビジョンの インタビューで「バブルになっているとは思わない。価格は確実に維持 されており、それは需給という非常に単純な要因に基づいている」と述 べた。

中国が7月に7-12月(下期)の輸出枠を72%削減する方針を示 したことから、レアアース価格は過去半年間に最大7倍に高騰してい る。モリコープはカリフォルニア州にある鉱山の操業を来年下期に再開 し、2012年末までに約2万トンのレアアース酸化物を生産することを目 指している。

スミス社長は「中国のレアアース輸出量は3万トンにとどまってお り、中国以外の世界の需要は年間5万トンある」と指摘。「このような ファンダメンタルズ(需給関係)が近い将来変化するとは考えていな い。この業界に入って25年になるが需要はかつてないほどだ」と語っ た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE