ダイヤモンド氏:FRBはリスク監視で中心的役割担う-危機再発防止

今年のノーベル経済学賞受賞者 のピーター・ダイヤモンド氏は、世界的な金融システムが再び崩壊す る確率を減らすための米国の規制策定で連邦準備制度理事会(FRB) が役割を果たすとの見解を示した。

FRB理事候補に指名されているダイヤモンド氏は27日、「ブル ームバーグ・サーベイランス」のトム・キーン司会者によるラジオ・ インタビューに答え、「今はシステミックリスクに本当に注意する必要 がある」と指摘。「世界的な崩壊の再発リスクの縮小に向けて規制をど う見直していくかを熟考する上で、FRBは中心的役割を果たすだろ う」と語った。

米政府は今年、金融危機の再発防止を目指し金融安定監督評議会 を設置した。ガイトナー財務長官が座長を務め、バーナンキFRB議 長も参加している。同評議会はFRBなどの機関に対し、銀行などが 抱えるリスクの低減に向けた規制強化を勧告する権限を持つ。ウォリ ン財務副長官が25日に明らかにしたところによると、同評議会は11 月23日に会合を予定しており、経営破たんが米経済を脅す恐れのあ る企業の識別基準を議論する見込み。

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