NY連銀総裁:米景気回復は長く、起伏のある道筋に

ニューヨーク連銀のダドリー総 裁は、米経済が大恐慌以来最悪のリセッションからのゆっくりとし た回復に直面しているとの認識を明らかにした。

ダドリー総裁は27日にニューヨーク州バッファローで講演し、 「われわれの最善の努力にもかかわらず、ニューヨーク州北部や全 米の景気の完全な回復への道筋は長く起伏のあるものになる公算が 大きい」と述べ、「失業率はまだ望ましい水準よりはるかに高い」と の見解を示した。

同総裁は26日に同州ロチェスター、25日に同州イサカでそれ ぞれ講演しており、27日の発言もこれらと同様の内容。連邦公開市 場委員会(FOMC)の副議長も務める同総裁は、低過ぎるインフ レ率と10%に近い水準にとどまる失業率に対応するため、連邦準備 制度理事会(FRB)は非伝統的な景気刺激策の第2弾に乗り出す 必要が恐らくあるとの見解をあらためて示した。

ダドリー総裁は今月1日、追加の非伝統的な刺激策は「妥当性 を持つ公算が大きい」と発言。11月2、3日のFOMCで行動に踏 み切るのではないかとの観測が強まった。同総裁は今月19日と25 日、26日にも同様の見解を繰り返した。

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