ギリシャ債急落:「徴税に深刻な問題」、「税制、実はない」と財務相

27日の債券市場でギリシャ 国債が急落。同国のパパコンスタンティヌ財務相が、徴税の問題が 財政赤字削減の取り組みの障害だと発言したことが響いた。

ギリシャ10年国債利回りはここ4週間近くの最高となった。 同財務相はキプロスでの会議で、ギリシャは国民の「納税義務順守 について深刻な問題を抱えている」と述べた。また、欧州連合(E U)当局による見直しの結果、2009年の財政赤字が国内総生産 (GDP)の15%を超えていたもようであることも明らかにした。

パパコンスタンティヌ財務相「企業の財務で監査がされていな いものが150万件ほどある」とし、約120万の個人または企業が 税金を滞納していると述べた。「われわれは皆でこの国に税制とい うものがあるふりをしているが、実はない」と語った。

ロンドン時間午後2時31分現在、ギリシャ10年債の利回りは 74ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し10.50%。 これは終値ベースで9月30日以来の高水準。ドイツ債との利回り 格差は55bp拡大し771bpとなった。ギリシャ債を保証するク レジット・デフォルト・スワップ(CDS)のスプレッドも60bp 上昇し738bp。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドのシニア債券ストラ テジスト、ハービンダー・シアン氏は「税の問題はギリシャ債をめ ぐるイベントリスクを浮き彫りにした」と話した。「ギリシャ国民 の納税意欲はゼロだ」と指摘した。

原題:Greek Bonds Tumble as Government Says Tax

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