9月の米製造業耐久財受注額:設備投資関連が減少

9月の米製造業耐久財受注では、 設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財) の受注が前月比でマイナスだった。

米商務省が発表した9月のコア資本財受注は前月比で0.6%減。 前月は4.8%のプラスだった。製造業耐久財受注額全体では前月比 で3.3%増加した。特に航空機への需要が大きかった。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は2%増だっ た。

国内総生産(GDP)の算出に使用されるコア資本財の出荷は

0.4%増、前月は1.3%増加だった。

RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、トム・ポーセ リ氏(ニューヨーク在勤)は、「この先、少なくとも2四半期ほどは 設備投資が弱含みで推移するだろう」と予想。「企業は実体経済の背 景を疑いの目で見ており、巨額の現金を抱え込んだまま、支出に消 極的になっている。低成長経済が続くということだ」と述べた。

9月の耐久財受注の伸びをけん引したのは輸送機器だった。輸 送機器の受注は前月比で16%増。民間航空機は前月比105%増だっ た。8月は30%減。航空機メーカー最大手ボーイングは9月に117 機の受注を獲得、前月の10機から大幅な増加だった。

変動の大きい輸送用機器を除く9月の受注は前月比0.8%減だ った。市場予想では0.5%増だった。

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