マレーシア中銀総裁:為替の急変望ましくない-過度な注視にもリスク

マレーシア中央銀行のゼティ総 裁は、急激な為替相場の変動は望ましくないとの認識を示すとともに、 持続可能な経済成長の達成に向けて世界の政策当局者が為替相場の変 動に過度に依存するリスクがあると表明した。

韓国・慶州で開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行 総裁会議は23日、貿易をめぐる緊張緩和に向けて「通貨安競争」の 回避を盛り込んだ共同声明を採択した。ゼティ総裁は、マレーシア中 銀は通貨リンギットの「基調トレンド」を注視する必要があり、緩や かな動きを望むと述べた。リンギットの対ドル相場は今月、一時13 年ぶりの高値を付けた。

ゼティ総裁は、27日に放映されたブルームバーグテレビジョンの インタビューで、「為替相場への注目が過度に集中している」と指摘。 「世界の不均衡を解消するためには、需要と価格、為替相場の調整が 必要だ。どれか1つへの過剰な依存は、世界経済にとって不安定要因 となる」と語った。

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