世界のコメ価格:上昇続く可能性高い-暴風雨や洪水でアジアの供給減

コメ価格が上昇を続ける可能性 が高いとの見方が広がっている。アジア各地を襲った暴風雨や洪水の被 害により供給が減少しているためだ。

タイのコメ当局の責任者、プラサート・ゴサルビトラ氏はバンコク からの電話インタビューで「来年はコメ生産が問題になる」と予想。 「供給は逼迫(ひっぱく)するとみられ、価格は上昇するだろう」との 見方を示した。

ヘルメス・インベストメンツ(シンガポール)のママドゥ・シス最 高経営責任者(CEO)は「価格は年末ごろか来年1月に現行水準から 100ドルかそれ以上上昇する可能性が非常に高い」と指摘する。同氏は 1984年からコメのブローカーをしている。タイのコメ輸出業者協会に よると、アジアの指標となるタイのコメ価格は20日、1トン当たり 510ドルと、半年ぶりの高値に近づいた。

シス氏はシカゴ商品取引所(CBOT)のもみ付きコメ先物も100 ポンド当たり16ドルに上昇するとみている。26日には15.21ドルと、 2009年12月28日以来の高値を付けた。27日は12営業日続伸し、 少なくとも1991年以降で最長の上昇相場となっている。

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