人民元高、FRBの量的緩和より雇用効果-チューダーのジョーンズ氏

ヘッジファンド会社チューダ ー・インベストメントの創設者ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、 中国人民元の切り上げは、米連邦準備制度理事会(FRB)による資産 購入よりも米失業率の押し下げに効果があるとみている。

ジョーンズ氏は21日付の投資家向け書簡で、人民元の対ドル相場 を2年間で30%上昇させ、ブラジルやロシア、インドなど他国も一部 追随すれば、ドルの価値は貿易加重ベースで8.5%下落すると指摘。 それにより米国で300万人分の雇用が創出され、失業率は1.4%低下 すると予想する。

ブルームバーグが入手した同書簡でジョーンズ氏は、人民元の切 り上げは「米失業率の低下に、FRBの1兆ドル(約82兆円)を上回 る規模の量的緩和策のほぼ6倍」の効果があると試算。「FRBの大規 模な資産購入が失業に与える効果は最小限で、2015年までには完全に 失われる」と指摘した。

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