ドイツ銀の投資銀、ゴールドマン上回る報酬準備-1人3200万円

ドイツの銀行最大手、ドイ ツ銀行が法人向け・投資銀行部門の従業員に支払う報酬の準備金 として1-9月に積み立てた額は、従業員1人当たりにすると、 米投資銀行のゴールドマン・サックス・グループを上回った。

ドイツ銀のデータによると、同行の積立額は投資銀行部門の 従業員1万6194人に対し1人当たり28万5352ユーロ(約 3220万円)相当。一方、ゴールドマンは従業員1人当たり37万 706ドル(約3020万円)相当を準備しており、今のところドイツ 銀が上回っている。

ドイツ銀のステファン・クラウス最高財務責任者(CFO) はこの日の電話会議で、人材の「市場は引き続き非常に競争が激 しい。優れた才能には価値があり、それに見合った値段というも のがある。この事実を無視することはできない」と語った。

投資銀行は通常、年間を通じて収入の一部を報酬準備として 積み立て、報酬の大部分を年末賞与として支払う。ゴールド マンとJPモルガン・チェース、クレディ・スイス・グループの 1-9月の報酬積立金は前年同期を下回っている。

ドイツ銀は1-9月に、投資銀従業員の報酬に向け前年同期よ りも9%多い46億2000万ユーロを積み立てた。同部門の純収入 は7%増え164億ユーロ。前年同期の1人当たり平均報酬は29万 6037ユーロ(従業員数1万4309人)だった。

ドイツ銀が27日発表した7-9月(第3四半期)決算では、 純損益が12億1000万ユーロの赤字となった。前年同期は13億 8000万ユーロの黒字。アナリストは15億2000万ユーロの赤字 を予想していた。

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