新日鉄:モザンビークの原料炭鉱開発、23.3%の権益保有へ

粗鋼生産国内1位の新日本製鉄は27 日、モザンビーク共和国のレブボー炭鉱開発プロジェクトの権益23.3% 分を保有すると発表した。原料の安定調達基盤の強化につなげたい考え だ。

発表資料によると、同プロジェクトはモザンビークのテテ州に位置 する未開発の原料炭炭鉱で、新日鉄系列の専門商社である日鉄商事が 2004年に独占探査権を取得した。すでに高品質の原料炭を確認している という。露天掘り可能推定埋蔵量は5億5900万トン。

新日鉄は、日鉄商事が保有する同プロジェクトの33.3%の権益から 一部を引き受け、炭鉱開発に向けた取り組みを加速させる。12年に採掘 権を取得して開発に着手、遅くとも15年には出炭を開始する計画だ。イ ンフラを除く炭鉱開発投資額5億-6億ドル(410億―490億円程度)の 約3分の1を投じる。

採掘した原料炭は日鉄商事の分も新日鉄が引き受ける方針。新日鉄 の榮敏治・原料第一部長は同日開かれた会見で、同社の自前で権益を持 つ鉱山からの調達比率である自山鉱比率は、現在の25%程度から「30% 強になると考えている」と述べた。

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