中国の輸出企業:人民元の上昇は売り上げに打撃与える-民間調査

中国の輸出企業の間で、人民 元の対ドル相場の上昇は売り上げに打撃を与えるとの見方が強いこと が、米グローバル・ソーシズの調査で分かった。

調査は7、8月に輸出企業239社を対象に実施。そのほぼ 70%が、元が2%以上上昇した場合、受注が減少するか、売上高が 「多大な」打撃を受けることになるとの見通しを示した。グローバ ル・ソーシズが26日、同社ウェブサイトに発表文を掲載した。2% は、元の対ドル相場を事実上固定する措置が打ち切られた6月以降の 元の上昇率。

グローバル・ソーシズのクレイグ・ペップルズ最高執行責任者 (COO)は、「多くの企業が極めて薄利で経営している。労働集約 型の業界は特にそうだ。為替差損を吸収できる余地はない。こうした 企業では人民元の上昇が値上げにつながる可能性が高い」との見方を 示した。

調査ではまた、輸出企業の75%が、従業員が過去3カ月に賃 上げなどの要求をしたと回答。労働力不足はなお解消されておらず、 珠江・揚子江デルタ以外の比較的所得の低い地域ではそれが特に「顕 著」だと、グローバル・ソーシズは指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE